時代の大渦に飲み込まれて、遂にテクノロジー万歳デジタルピコピコ歓迎の
80年代(前半)のクイーンのオリジナルアルバムを発売された順番で、
一覧にし収録曲に関して、つらつらと言葉を並べてみました。
●8枚目)The Game/ザ・ゲーム(80年)収録曲
↓↓↓
●9枚目)Flash Gordon/フラッシュゴードン(80年)収録曲
↓↓↓
●10枚目)Hot Space/ホットスペース(82年)収録曲
↓↓↓
●11枚目)The Works/ザ・ワークス(84年)収録曲
↓↓↓
●9枚目)Flash Gordon/フラッシュゴードン(80年)収録曲
↓↓↓
●10枚目)Hot Space/ホットスペース(82年)収録曲
↓↓↓
●11枚目)The Works/ザ・ワークス(84年)収録曲
⇒クイーンのアルバム順番1
⇒クイーンのアルバム順番2
⇒クイーンのアルバム順番4
⇒クイーンのOfficial Youtube…全曲の再生回数一覧【1位の曲は何億回?】
8枚目)The Game/ザ・ゲーム
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クイーン8枚目となるオリジナルアルバムのThe Game/ザ・ゲーム(80年発売)は、
ジャケットに写る革ジャン4人衆な俗世間的メンバーの姿が、
(初期のファンタジーな容姿と真逆な程に)変わり果てていて驚きです。
70年代のハードロックが、すっかりダサい存在となったと感じて、
80年代に突入して、新たな時代の波に対応する姿勢なのでしょうか…
最初と最後に、(オールドファン向けに?)如何にもクイーンらしい曲を配置してる以外、
(ナウでヤングな)アメリカを標的とした楽曲が、ズラッと並んでいます。
「米国」を「英国」で挟んだサンドイッチ状態のアルバムです。
ある意味、「アメリカ」に狙いを定めたコンセプトアルバムと考えると…
「世界に捧ぐ」(77年)や「ジャズ」(78年)程、雑多な感覚を抱きません。
初期の豪華絢爛のファンタジーな分厚いサウンドは、ほぼ鳴りを潜めて、
俗世間っぽい薄くスカスカで、風通しの良い真逆なナンバーが続いていきます。
(残念ながら求めていない)ロックンロールな印象が、強い作品です。
1曲目)Play The Game/プレイザゲーム

プレイ・ザ・ゲーム
収録オリジナルアルバムの題名のモチーフとなっているであろう
珍しく出だしの部分は、何と言うか…ビートルズっぽいPlay The Game/プレイザゲームですが、
途中以降は、いつもの(コーラス含めコッテリな)クイーン節全開のバラードです。
ブライアンのギターも相変わらず(英国だけど)浪花節なクサさ炸裂です。
初期の頃は、「ノーシンセ」をモットーとしていたにも関わらず
変なシンセサイザーも鳴っていますが、如何にも(70年代な)クイーンって感じの楽曲です。
【クイーン初心者ガイド】 | Play The Gameとは… |
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作曲 | フレディ |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ1(81年) |
収録ベストアルバム | クイーンフォーエヴァー ~ベストオブラヴソングス(14年) |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
空耳 | 童●発言 (Don't Play Hard To Get) |

Play The Game
2曲目)Dragon Attack/ドラゴンアタック
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ファンキーなリフを持ったハードロックナンバーであるDragon Attack/ドラゴンアタックは、
歌い回しが、We will rock youを思い出します。
個人的には、都会の踏み入れてはならぬ路地裏っぽい怪しい雰囲気のサウンドです。
間奏部分で、ジョンディーコン氏のベースラインが聴こえて来るので、
(ダークで猥雑な感じのフレーズですが…)何だか嬉しい気持ちになります。
【クイーン初心者ガイド】 | Dragon Attackとは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
3曲目)Another One Bites The Dust/邦題:地獄へ道づれ
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【クイーン初心者ガイド】 | Another One Bites the Dustとは… |
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作曲 | ディーコン |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ1(81年) |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ3(99年) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ1(04年) |
収録ベストアルバム | 「ボヘミアンラプソディ」サントラ(18年) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
空耳 | 大竹!腹立つ 誰だって! (Oh Take It! Bite The Dust Bite The Dust Yeah!) |
4曲目)Need Your Loving Tonight/邦題:夜の天使
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流石ディーコン作曲だけあって、Need Your Loving Tonight/邦題:夜の天使は、
軽快な清々しいロックンロールナンバーです。
そして楽しそうにフレディが歌うサビ部分は、聴き手を微笑ましくさせます。
3分にも満たない曲…唐突で呆気無い終わり方…
如何にもジョンディーコンらしいと言えば、らしいかもしれません。
【クイーン初心者ガイド】 | Need Your Loving Tonightとは… |
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作曲 | ディーコン |
ブライアンのギターソロは、割とDon't Stop Me Nowを思い出します。
5曲目)Crazy Little Thing Called Love/邦題:愛という名の欲望

愛という名の欲望
コテコテにブリティッシュ音なクイーンには珍しい(らしく無い)
Crazy Little Thing Called Love/邦題:愛という名の欲望(79年)は、
ザ・ワークス収録「Man on the Prowl」(84年)と並びロカビリーな曲です。
(90年頃)初めてクイーンの「グレイテストヒッツ1」をレンタルして聴いた時に、
思い起こせば…伝説のチャンピオン・セイブミー・輝ける7つの海・「フラッシュのテーマ」etc.
無論、インパクト大なバイシクルレースは一聴して好きになったのに…
当時はクイーン王道のサウンドと路線の違う「愛という名の欲望」と「地獄へ道づれ」の
全米ビルボードチャート1位コンビは、”らしくなくて”好きになれませんでした。
(現在は、気が付いたら好きになっていました。)
【クイーン初心者ガイド】 | Crazy Little Thing Called Loveとは… |
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作曲 | フレディ |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ1(81年) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ1(04年) |
収録ベストアルバム | クイーンフォーエヴァー ~ベストオブラヴソングス(14年) |
収録ベストアルバム | 「ボヘミアンラプソディ」サントラ(18年) |
Live Aid/ライブエイド | セットリストの4曲目 ウェンブリースタジアム ロンドン(85年7月13日) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |

Greatest Hits (Remastered)
6曲目)Rock It(Prime Jive)/ロックイット
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(ボーカリストなので当然)フレディの歌うオールディーズ風のメロディアスな曲かと思いきや…
Rock It(Prime Jive)/ロックイットは、突然ドカン!と…ロジャーのしゃがれ声ボーカルに代わり、
シンプル +ストレートなドラミングで、ロックンロールで勢いよく飛ばして行くナンバーです。
爽快感があって、気持ちいいです。
(時代の流れに委ねてしまったのか)間抜けにも感じる変なシンセサイザーも効果音っぽく流れますw
やはり「Need Your Loving Tonight」同様、(ロケンローだからか)潔くあっさり終わります。
【クイーン初心者ガイド】 | Rock It(Prime Jive)とは… |
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作曲 | ロジャー |
同じロックンロールな曲でも「Need Your Loving Tonight」は、まろやかで、
「Rock It(Prime Jive)」は、ちょいピリ辛かもしれません。
割とロジャーの作る楽曲は、自身の端正なルックスと違い
(&クイーンの気高い、気品溢れるイメージに反し)割と性急的な印象があります。
7曲目)Don't Try Suicide/邦題:自殺志願
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ブライアンの肉厚なギターリフ皆無なDon't Try Suicide/邦題:自殺志願は、
イントロ/曲の土台 =手拍子 +ジョンディーコンの印象的なベースラインで、
(クイーンらしく無い)隙間の有るサウンドです。
エレクトリックギターで無く代わりに手拍子 =メインリフ?の曲です。
文法的に、正式タイトル( =英表記)と邦題が…何故、逆のまま採用されたか謎ですw
逆説的な邦題と反比例し軽やかで、歯切れのいい能天気なサビ部分は、
グラムロックやグリッターサウンドを思い出します。
間奏部分では、(従来のクイーンならではのクラシカルなピアノで無く)
ジャンル的に真逆なブルージーなピアノが流れます(ギターソロも泥臭くブルージーです。)
ロカビリーやロックンロールの趣きです。
思うに…「地獄へ道づれ」 +「愛という名の欲望」の融合的な楽曲です。
【クイーン初心者ガイド】 | Don't Try Suicideとは… |
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作曲 | フレディ |
イントロで聴こえる「Yeah~♪」は、
フレディボーカル最後のアルバム「Made in Heaven」(95年)収録の
クイーンで最も短い楽曲「Yeah」( =演奏時間約4秒!)として、切り取られ独立し存在します。
因みに…イニュエンドゥ(91年)収録の悲壮感全開の壮大なバラードのタイトルは、
「Don't Try So Hard」ですが…特に邦題は付いていません。
8曲目)Sail Away Sweet Sister(To The Sister I Never Had)/スウィートシスター
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切々にブライアンが歌う
Sail Away Sweet Sister(To The Sister I Never Had)/スウィートシスターは、
やはり切ないバラードです。
最初歌い終わった後に、珍しくアコギ?の間奏が聴こえます。
やっぱり曲調に沿った哀愁漂う旋律です。
途中で、フレディの歌のパートがあります。
【クイーン初心者ガイド】 | Sail Away Sweet Sisterとは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ベストアルバム | クイーンフォーエヴァー ~ベストオブラヴソングス(14年) |
得てしてブライアン作のバラードは、
(フレディの作るバラードよりも)薄口あっさりな印象です。
9曲目)Coming Soon/カミングスーン
リンク
チープトリック・ベイシティローラーズ・スレイド・スウィートの曲でも遜色無い
ポップなロックンロールって感じのComing Soon/カミングスーンは、
聴いていて楽しくなります。
高らかにフレディの歌う「on the outside~♪」が、凄く印象的です。
【クイーン初心者ガイド】 | Coming Soonとは… |
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作曲 | ロジャー |
10曲目)Save Me/セイブミー
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オリジナルアルバム「ザ・ゲーム」(80年)は、地獄へ道づれや「愛という名の欲望」といった
クイーンとしては極めて異質な楽曲が、収められていますが…
“らしいバラード”なSave Me/セイブミーのお陰で、何とか内容的にも面目躍如というか、
「Queen」という看板の体裁を保っている気がします(“Play The Game”と共に)。
ブライアンお得意十八番の悲しみ( or哀しみ)溢れる切ない旋律を持った
涙腺崩壊保証付きのバラードです。
聴き手によっては、サビのパート =悲痛の叫びと捉えるかもしれません。
因みに…「Save Me」と同タイプの所謂“パワーバラード系”だと、
Spread Your Wings/邦題:永遠の翼(ジョン・ディーコン作)が存在します。
【クイーン初心者ガイド】 | Save Meとは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ1(81年) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ2(05年) |
収録ベストアルバム | クイーンフォーエヴァー ~ベストオブラヴソングス(14年) |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
空耳 | 総武線のレール (Soul For Sale Or Rent) |
空耳 | おー連休だな (Oh...I'm Naked And I'm) |
【クイーン大好き著名人が選ぶ おすすめの1曲 …杏のセレクション “Save Me”】

愛をあなたに(初回生産限定盤)(DVD付)

セイヴ・ミー
NHK「ソングス」(18年11月17日放送)のクイーン特集で、
杏が、(クイーンを聴く芸能人の1人として)コメントしました。

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セイヴ・ミー
NHK「ソングス」(18年11月17日放送)のクイーン特集で、
杏が、(クイーンを聴く芸能人の1人として)コメントしました。
えっと映像的にも素晴らしく綺麗なのが、「Save Me」っていう曲で、
PVが、あの~アニメーションと、
実際にフレディが歌っている姿っていうのが、交互に混ざるんですけど…
その~羽ばたいてる白い鳥が、あの~フレディになっていったり、
兎に角、凄いその~まPVの映像の美しさもそうだし、歌詞の内容も何か悲しくも美しい…
PVが、あの~アニメーションと、
実際にフレディが歌っている姿っていうのが、交互に混ざるんですけど…
その~羽ばたいてる白い鳥が、あの~フレディになっていったり、
兎に角、凄いその~まPVの映像の美しさもそうだし、歌詞の内容も何か悲しくも美しい…
11枚目)Flash Gordon/フラッシュゴードン(80年)

フラッシュのテーマ (2011 Remaster)
個人的に…クイーンと初めての出会いとなる曲は、
「VAP」ビデオの映画「フラッシュゴードン」のCMで流れた
Flash's Theme/邦題:フラッシュのテーマ(80年)でした。
当時は、クイーンなるバンド/グループの存在を知る由はありませんでした。
当然、ボーカルが短髪 +ヒゲ +白のランニングシャツ姿なんて思いも寄りません。
(まさか現在まで、40年近くの長い付き合いになろうとは…想像もしません。)
しかし出だしのコーラスを一度耳にしたら、永遠に忘れられない分厚さ&壮麗さです。
【クイーン初心者ガイド】 | Flash's Themeとは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ1(81年) |
収録ベストアルバム | クイーン インヴィジョン(00年盤) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ1(04年) |
収録ベストアルバム | クイーン インヴィジョン(08年盤) |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
空耳 (英語の歌詞) | 背広でユニットバス (Savior of The Univers) |
空耳 (英語の歌詞) | いっせーので笑わす (He Save Everyone of Us) |
空耳 (英語の歌詞) | ゴールじゃない (Gordon's Alive) |
空耳 (英語の歌詞) | 金曜日 パソコン (King Of The Impossible) |

Greatest Hits (Remastered)
【Google Pixel3のCM曲…クイーンのフラッシュゴードン】
YouTubeで、「ネコの日」に発売されたドリームシアター最新アルバムの
Distance Over Time/ディスタンスオーバータイム(19年2月22日)の収録曲
「At Wit's End」を聴こうとしたら…動画広告でいきなり「Flash! Ah~♪」と、
聞き覚えのあるコーラスが流れて来たので、驚きました。
次々と暗闇とか暗い空間の中から人の顔面が写っている画像ばかり流れるので、
不気味さに、更に驚きました。
調べると…Google Pixel/グーグルピクセルのCM(夜景モードで撮影編)の使用曲が、
クイーンの「フラッシュゴードン」のテーマ曲でした。
夜の時間帯/夜の景色でも「Pixel 3」は、
明かりを灯す = フラッシュを焚く ⇒結果、鮮明な画像に…という
引っ掛け曲での起用という事でしょうか。
YouTubeで、「ネコの日」に発売されたドリームシアター最新アルバムの
Distance Over Time/ディスタンスオーバータイム(19年2月22日)の収録曲
「At Wit's End」を聴こうとしたら…動画広告でいきなり「Flash! Ah~♪」と、
聞き覚えのあるコーラスが流れて来たので、驚きました。
次々と暗闇とか暗い空間の中から人の顔面が写っている画像ばかり流れるので、
不気味さに、更に驚きました。
調べると…Google Pixel/グーグルピクセルのCM(夜景モードで撮影編)の使用曲が、
クイーンの「フラッシュゴードン」のテーマ曲でした。
夜の時間帯/夜の景色でも「Pixel 3」は、
明かりを灯す = フラッシュを焚く ⇒結果、鮮明な画像に…という
引っ掛け曲での起用という事でしょうか。
10枚目)Hot Space/ホットスペース(82年)
リンク
クイーンの輝かしいディスコグラフィーの中で、掟破りとなったアルバムの
Hot Space/ホットスペース(82年)は、ある意味“サイドブラック”な
アルバム前半部分 =アメリカ受け狙い80'sサウンド全開ダンスミュージック集です。
(Under Pressure/アンダープレッシャー収録オリジナルアルバムです。)
遡る事10年前 =オペラティック且つクラシカル要素のブリティッシュHRやってました。
穿った見方をすれば…只々レッドスペシャル手持ち無沙汰状態であろう
ブライアンメイの凄く可哀想の度合いが、透けて見えてきてしまう作品ですw
アルバムのアートワークは、何故かTレックスの「Flyback The Best Of T.Rex」似です。
1曲目)Staying Power/ステイングパワー
リンク
もはやフレディが歌っていなかったら、到底クイーンの曲とは思えない
何とホーンセクションまで流れてしまうStaying Power/ステイングパワーです。
ファンキーなカッティングギターやベース音もゴリゴリ聴こえます。
3分の2経過した辺りで、「Power!Power!Power!Power!」とパワフルに歌います。
【クイーン初心者ガイド】 | Staying Powerとは… |
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作曲 | フレディ |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
空耳 | 君のでいいから食べたい (I Can't Live With It I'm Gonna Die Without) |
2曲目)Dancer/ダンサー
リンク
ミドルテンポの無機質な打ち込みの音が、曲の下敷きとなっている
今回のアルバムの方向性 =文字通りまんまwのDancer/ダンサーは、
ブライアン作だからか…聞き覚えのあるハードロックなリフ/フレーズが、
取り敢えず入っていて、ホッとしている自分がいます。
ジャンル的な特徴であるからか仕方無いですが、一本調子のままエンディングを迎えます。
【クイーン初心者ガイド】 | Dancerとは… |
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作曲 | ブライアン |
3曲目)Back Chat/バックチャット
リンク
イントロのギターが、若干RCサクセション「サマーツアー」(82年)みたいな
流石ディーコン先生作だけあって、ブラックミュージックなBack Chat/バックチャットは、
80年代の原宿辺りのブティックの店内BGMに、物凄く似合うイメージのサウンドです。
しかしどうも歌い出しが「婆っちゃ♪ 婆っちゃ♪」としか聞こえません。
一応(ブライアンにしては、何か渋い感じの)ギターソロは、存在します。
【クイーン初心者ガイド】 | Back Chatとは… |
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作曲 | ディーコン |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
4曲目)Body Language/ボディランゲージ
リンク
ハネる感じの電子ベースライン&(小石が当たる様な)カチカチした打ち込みによる
「ズン チャッチャッ!」なグリッターサウンドのBody Language/ボディランゲージは、
途中で、効果音的なシンセの音が入って来たりしますが…
珍しくクイーンにしては、スカスカした余白の有るサウンドです。
最早ソロ作品じゃないかって位、フレディ以外の3人が思い浮かばない音空間です。
いやはや「地獄へ道連れ」(80年)が、人間味溢れる作品じゃないかって思う位の
(古参のファンからの批判待ったなしも納得の)“バンドサウンド”と最も真逆な作品です。
【クイーン初心者ガイド】 | Body Languageとは… |
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作曲 | フレディ |
空耳 | 君いやぁ やっぱねぇ どんたく (Give Me Yeah Your Body Don't Talk) |
空耳 | あー終わっちゃった (I Want Your Body) |
5曲目)Action This Day/アクションディスデイ
リンク
のっけから「ズンチャッ ズンチャッ ズンチャッ ズンチャッ♪ アクション! 」と、
能天気に始まるニューウェーブ系なAction This Day/アクションディスデイですが、
実は、今作のダンスミュージック群の中では、一番好きだったりしますw
(ぶっちゃけ個人的には…世間で人気の「アンダープレッシャー」よりもです。)
フレディのボーカルも勢いよくテンション高めです。
ベース音もドドドと聞こえて来ます。
サビ部分・間奏での(今となっては安っぽいwチープな)80年代シンセサウンドで、
開放的になる感じも気持ちいいです。
通常より薄めなサビのコーラスは、ロジャーのしゃがれ声が目立ちます。
加えて(余計で邪道な)ホーンセクションも有って、やはり“らしく”無いです。
【クイーン初心者ガイド】 | Action This Dayとは… |
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作曲 | ロジャー |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
6曲目)Put Out The Fire/プットアウトザファイア
リンク
今作唯一のハードロックナンバーであるPut Out The Fire/プットアウトザファイアは、
軽快・快活なミドルテンポの岩石リフに乗せて、フレディの語感が踊る感覚のボーカルや
サビ前のファルセットっぽいハーモニー~サビでの得意の御馴染み分厚いコーラス
そして金属を切り裂く様なエッヂの効いたギターソロ然り、やはり気持ちいいです。
70's ⇒80'sという…時代の潮目の中で、
己の音楽人生における譲れない・引けない部分であろう
ブライアンメイの意地を見せた楽曲だと思います。
【クイーン初心者ガイド】 | Put Out The Fireとは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ベストアルバム | クイーンロックス(97年) |
7曲目)Life Is Real(Song For Lennon)/邦題:ライフイズリアル(レノンに捧ぐ)
リンク
(ドラムは、ずっと同じ一定の無機質っぽく聴こえるビートを刻んでいる)バラードの
Life Is Real(Song For Lennon)/ライフイズリアル(レノンに捧ぐ)は、
悲哀を含んでいるものの従来のクイーンのコッテリベタベタなバラードと違って、
どちらかと言うと…終始サラッとしている感じのサウンドです。
時期的には、(やはりジョンレノン絡みなので)クリスマス辺りとか、
或いは、何かのスポーツ試合で敗退した時のBGMって印象でした。
【クイーン初心者ガイド】 | Life Is Real (Song For Lennon)とは… |
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作曲 | フレディ |
8曲目)Calling All Girls/コーリングオールガールズ
リンク
のっけから最後まで一本調子なグルーヴで進んで行く感じのポップな曲
Calling All Girls/コーリングオールガールズは、
どうも個人的に、ドアーズのライブ盤(83年)のカバー(音源 =69年)で知った
Gloria/グロリア(原曲 =ヴァンモリソン/Them)を思い出してしまいます。
【クイーン初心者ガイド】 | Calling All Girlsとは… |
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作曲 | ロジャー |
9曲目)Las Palabras De Amor(The Words of Love)/邦題:ラスパラブラスデアモール(愛の言葉)
リンク
(早速使ってみました的な)煌びやかな(今聴くと安っぽいw)シンセの音色のイントロで始まる
Las Palabras De Amor(The Words of Love)/ラスパラブラスデアモール(愛の言葉)は、
今回、サビの箇所 =スペイン語で歌っている穏やかなバラードです。
●Seaside Rendevous …フランス語
●Teo Torriatte(Let Us Cling Together) …日本語
●Mustapha …アラビア語
●Teo Torriatte(Let Us Cling Together) …日本語
●Mustapha …アラビア語
バッキングで鳴っているアコギの音が、心地いいと思います。
個人的には、ズッケロの歌っているバージョンで、
フレディの追悼コンサート(92年)のVHSで、初めて聴きました。
当時…クイーンにしては、何か抑揚の無い薄口なバラードに感じて、
然程好きではありませんでしたが、今では心地良さを感じます。
【クイーン初心者ガイド】 | Las Palabras De Amor (The Words of Love)とは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ3(99年) |
収録ベストアルバム | クイーンフォーエヴァー ~ベストオブラヴソングス(14年) |
10曲目)Cool Cat/クールキャット
リンク
ファンキーなカッティングのギターを聴かせている
都会的且つ妖艶な雰囲気を持った“大人”なサウンドのCool Cat/クールキャットは、
もはやAORとかコンテンポラリーwな音空間の範疇で、
フレディのボーカルじゃなかったらクイーンの楽曲と思えません。
フレディも全編ファルセットの柔らかな歌声で、別人一歩手前です。
いつもの押しの強いオペラティックな分厚いコーラスも皆無です。
HR/HMリスナーの耳で聴いたなら、トチ狂ってると思えて仕方無いかもしれません。
【クイーン初心者ガイド】 | Cool Catとは… |
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作曲 | フレディ・ディーコン |
11曲目)Under Pressure/アンダープレッシャー

アンダー・プレッシャー [feat. デヴィッド・ボウイ]
【クイーン初心者ガイド】 | Under Pressureとは… |
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作曲 | クイーン・Dボウイ |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ2(91年) |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ3(99年) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ1(04年) |
収録ベストアルバム | 「ボヘミアンラプソディ」サントラ(18年) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |
収録ライブアルバム | オンファイアー クイーン1982 Queen on Fire Live at the Bowl(04年) |
空耳 | 左だね (Dida Dida Da) |
11枚目)The Works/ザ・ワークス(84年)
リンク
クイーン11枚目のオリジナルアルバムであるThe Works/ザ・ワークス(84年)は、
今まで発表したタイプの楽曲を一通り並べてみました的な
集大成…まさに「作品集」(
「クイーン2」(74年)のジャケットは(ボヘミアンラプソディのPVも然り)、
神秘的で、浮世離れしていて、魅惑的で魅力的で、黒で統一感があって、
メンバー4人共、ちゃんとハードロッカーな長髪でしたが…
今作のジャケ写は…メンバー4人供、日常生活の服装っぽく( =普段着)で、
しかもチープトリック的なバラバラ加減で、
挙句の果てに、地ベタに座り込んでいる言わば…俗世間っぽい集合写真です。
フレディに至っては、(既にでしたが)髭 +短髪のルックス
更に駄目押しで、黒のタンクトップ姿です。
ジョンディーコンの髪型も何だか鳥の巣みたいで、頭部中央に、何個か卵を産みそうです。
リンク
1曲目)Radio Ga Ga/ラジオガガ
リンク
ノーシンセな劇的HRバンドのクイーンも80'sサウンドの時流に乗っかって右へ習えと、
イントロから使用しているプティプティした打ち込みソングのRadio Ga Ga/レディオガガですが…
最初聴いた時は、(如何にもニューウェーブな)終始平坦な展開で、
I Want to Break Free/ブレイクフリー(自由への旅立ち)共々好きになれませんでした。
今、改めて聴くと…フレディの歌メロは、情感溢れ臭みのあるのクイーン節だと判りますw
【クイーン初心者ガイド】 | Radio Ga Gaとは… |
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作曲 | ロジャー |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ2(91年) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ1(04年) |
収録ベストアルバム | 「ボヘミアンラプソディ」サントラ(18年) |
収録ベストアルバム | Greatest Hits in Japan ベスト12(20年) |
Live Aid/ライブエイド | セットリストの2曲目 ウェンブリースタジアム ロンドン(85年7月13日) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |
●Video Killed the Radio Star/ラジオスターの悲劇(バグルス/79年)
●The Spirit of Radio/スピリットオブレディオ(ラッシュ/80年)
●The Spirit of Radio/スピリットオブレディオ(ラッシュ/80年)
2曲目)Tear It Up/ティアイットアップ
リンク
ミドルテンポのハードロックナンバーであるTear It Up/ティアイットアップは、
ブライアンの「ガーガ ガガ ガーガ ガガ」と、唸る力強いリフが、
ロジャーの「ドンタン!ドンタン!」と、パワフルに叩く反復するドラムが、
岩石を砕く様な重機の如く曲の土台となっていて、凄く印象的です。
フレディも負けじと、エネルギッシュに歌い上げています。
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当然、ライブ映えする楽曲なので、
「WE ARE THE CHAMPIONS FINAL LIVE IN JAPAN」(92年)や
「クイーンライヴ!ウェンブリー1986」(92年)とか、
「ハンガリアンラプソディ〜クイーンライヴインブダペスト1986」(12年)にも収録されています。
【クイーン初心者ガイド】 | Tear It Upとは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ベストアルバム | クイーンロックス(97年) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |
3曲目)It's A Hard Life/邦題:永遠の誓い
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往年のクイーンらしいバラードのIt's A Hard Life/邦題:永遠の誓いは、
やはり間奏もフレディのピアノ~ブライアンのギターソロの展開に、
聴いていてクラクラする位に、ドラマティックな旋律です。
見当違いなんじゃないかwって思う位の日本語タイトルの多いクイーンの楽曲の中で、
サウンド/雰囲気を考慮しても今回の「永遠の誓い」の場合…
大袈裟な邦題は、強ち間違っていない楽曲に思えます。
【クイーン初心者ガイド】 | It's A Hard Lifeとは… |
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作曲 | フレディ |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ2(91年) |
収録ベストアルバム | クイーンフォーエヴァー ~ベストオブラヴソングス(14年) |
4曲目)Man on the Prowl/マンオンザプロウル
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Crazy Little Thing Called Love/邦題:愛という名の欲望の
2番煎じなロカビリーの曲Man on the Prowl/マンオンザプロウルですが…
違いは、(アコギのジャカジャカじゃ無く)ピアノがバックで聴こえてきます。
エンディング付近でのラグタイム/ホンキートンクのピアノが、
バーで飲んでいるかの様に、凄くお洒落に感じます。
【クイーン初心者ガイド】 | Man on the Prowlとは… |
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作曲 | フレディ |
5曲目)Machines(or 'Back to Humans')/邦題:マシーンワールド
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制作クレジット =ロジャー +ブライアンの合作みたいなので、
Machines(or 'Back to Humans')/邦題:マシーンワールドは、
何と無く「Radio Ga Ga」 +「Tear It Up」のハイブリッドみたいな印象を持ちます。
フレディの歌い上げている最中に…プティプティした打ち込み音に、
時折聞こえるブルージーなHRフレーズや「ドンタン ドンタン」したドラムです。
クイーンならではのコーラスも含まれていますが…
ナウなヤング向けの80'sなニューウェーブ系の曲を意識した作りからか、
全体的に、一本調子な展開のまま終了を迎えます。
【クイーン初心者ガイド】 | Machines(or 'Back to Humans')とは… |
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作曲 | ブライアン・ロジャー |
空耳 | 肉厚でした (Midwife's A Disk Drive) |
そしてトッピング的に、加工した声も入って来ます。
時々バラエティ番組にも使用される「ドモ アリガット ミスターロボット♪」で御馴染み
「ミスターロボット」(スティックス/83年)を思い出します。
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6曲目)I Want to Break Free/邦題:ブレイクフリー(自由への旅立ち)

ブレイク・フリー(自由への旅立ち) (2011 Remaster)
ハードロックとして出発したクイーンが、80年代に突入して、
打ち込みのサウンドを取り入れた曲を生産し出しました。
(クイーンの変化球投手?アウトボクサー?)ジョンディーコン殿が、又しても放った
ヒット曲のI Want to Break Free/邦題:ブレイクフリー(自由への旅立ち)は、
比較すると…Greatest Hits2に収録されているシングルバージョンのイントロの方が、
オリジナルアルバムの「The Works」収録バージョンより、壮大で豪華な作りになっています。
【クイーン初心者ガイド】 | I Want to Break Freeとは… |
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作曲 | ディーコン |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ2(91年) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ2(05年) |
収録ベストアルバム | 「ボヘミアンラプソディ」サントラ(18年) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |

ブレイク・フリー(自由への旅立ち)
7曲目)Keep Passing The Open Windows/邦題:愛こそはすべて
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ディーコン作You&I(76年)とか人気曲「Don't Stop Me Now」(78年)系統の
所謂一つの“ピアノロック”なKeep Passing The Open Windows/邦題:愛こそすべては、
時に加速したり、時にスローテンポ(※泣きのギターソロ時も)になったり、
山あり谷ありの劇的展開に、凄く興奮します。
前向きさを感じる爽やかメロディーで、聴いていて、とても気持ちいいです。
歯切れのいいピアノとハードロックなギターの対比し交差したカラフルなサウンドで、
ハッピーで、ウキウキして、ワクワクした気分になります。
「ワークス」を地元のCDレンタル屋で借りて来て、
初めて聴いた時に、収録曲( =全9曲)の中でも最初に好きになった楽曲で、
ステレオコンポ( =ソニー社の「リバティ」)の機能で、何度もリピートしました。
同アルバム収録曲「レディオガガ」「ブレイクフリー」「マシーンワールド」と比較しても
血の通った往年のクイーンを彷彿させるクラシックナンバーだと思います。
同時に、クイーンの「隠れた名曲」 =世間的に過小評価されている曲だと思っています。
【クイーン初心者ガイド】 | Keep Passing The Open Windowsとは… |
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作曲 | フレディ |
因みに…クイーンの曲 =Keep Passing The Open Windows/邦題:愛こそすべて
そしてビートルズの曲 =All You Need Is Love/邦題:愛こそ「は」すべて(67年)です。
つまり一文字多い日本語タイトルです。
8曲目)Hammer to Fall/ハンマートゥフォール
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山の斜面の岩石或いは古いアスファルトを重機で削るが如く「ガガガーガ!ガガガーガ!」という
ブライアンの奏でる印象的なギターリフを骨格としたHammer to Fall/ハマートゥフォールは、
「Tear It Up」と並んで、今作品収録の貴重なハードロックナンバーです。
(前作「ホットスペース」では、唯一「Put Out the Fire」のみでした。)
サビでの(欧州っぽい感じの旋律の)お得意な分厚いコーラスも
毎回聴いていて、清々しく気持ちいいです。
Greatest Hits2収録のシングルヴァージョンの間奏部分 =ギターソロのみですが…
アルバム収録ヴァージョンの間奏部分は、リフ+ソロ ⇒トライバルなドラム+ソロ ⇒ソロと、
RushみたいなプログレHRっぽく展開が変わりながら、演奏時間が長くなっています。
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因みに…エンディングでフレディが、声が裏返りそうに、
早口で叫んでいる歌詞は、「Give it to me one more time!」です。
【クイーン初心者ガイド】 | Hammer to Fallとは… |
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作曲 | ブライアン |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ2(91年) |
収録ベストアルバム | クイーンロックス(97年) |
収録ベストアルバム | ジュエルズ2(05年) |
収録ベストアルバム | 「ボヘミアンラプソディ」サントラ(18年) |
Live Aid/ライブエイド | セットリストの3曲目 ウェンブリースタジアム ロンドン(85年7月13日) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |
空耳 | ズボン脱いで放尿ね (Till One Day They Call Your Name) |
やはりライブ映えする様な楽曲だけあって、翌年「ライブエイド」での
歴史的なまでに圧巻な“クイーンメドレー”の中にも組み込まれています。
それから更に次の年「Live at Wembley」では、サポートミュージシャンで、
(キーボード以外にも)間奏でギターを弾いてるスパイク・エドニーも拝見できます。
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9曲目)Is This the World We Created…?/邦題:悲しい世界
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アルバムの最後に相応しい物語のエンディングっぽい雰囲気を持った
アコースティックギターの曲Is This the World We Created…?/邦題:悲しい世界は、
個人的には、同じアコギナンバーのLove Of My Life(75年)より好みです。
何故か、夏の黄昏時を感じます。
「クイーンライヴ!ウェンブリー1986」(92年)でも収められていて、
小休止したリラックスした空間を伝えて来ます。
【クイーン初心者ガイド】 | Is This the World We Created…?とは… |
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作曲 | フレディ・ブライアン |
収録ベストアルバム | クイーンフォーエヴァー ~ベストオブラヴソングス(14年) |
Live Aid/ライブエイド | ウェンブリースタジアム ロンドン(85年7月13日) |
収録ライブアルバム | クイーンライヴ!ウェンブリー1986 Live at Wembley'86(92年) |
Thank God It's Christmas/サンクゴッドイッツクリスマス

サンク・ゴッド・イッツ・クリスマス (2011 Remaster)
クイーンの全オリジナルアルバムには、未収録の貴重な楽曲である
Thank God It's Christmas/サンクゴッドイッツクリスマスは、
バンドのサウンドのイメージからして、ゴージャス且つキラキラしていて、
ブライアンのギターソロ等で、途中からグワァーッと壮大に昇り詰めて行く展開と思いきや…
荘厳だけれども柔らかい雰囲気で、窓の向こう側で、しとしと雪が降っている様な
場面を想起させるクリスマスソングに思えました。
当然、サビの部分は、クイーンならではの分厚いコーラスでコーティングされていて、
何て言うか…西洋文明とか、神様とか、教会っぽい印象です。
個人的には、何かのオムニバスCDの1曲目に収録されていて、
地元のCDレンタル屋で借りて、10分のカセットテープのA面とB面にダビングし
ステレオコンポのオートリバースで、繰り返し聴いていた時期がありました(95年頃?)。
【クイーン初心者ガイド】 | Thank God It's Christmasとは… |
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作曲 | ブライアン・ロジャー |
収録オリジナルアルバム | ザ・ワークス(リマスター版/11年) |
収録ベストアルバム | グレイテストヒッツ3(英国版/99年) |

サンク・ゴッド・イッツ・クリスマス (2011 Remaster)
「Thank God~」と時期的に近いアルバムの「ザ・ワークス」は、全9曲しか収録されてないので、
(しかも「悲しい世界」は、トータル2分ちょっとの曲)どうも全体的に物足りなさを感じます。
なので「Thank God~」を収録していれば、区切り良く10曲収録で、
しかもクリスマスソング内包なので、余計インパクトを与えられるアルバムになったのに…
と(後追い世代にも拘わらず)当時思いました。
【クイーンのクリスマスソング…映画「ボヘミアンラプソディー」のCMで流れる】

ボヘミアン・ラプソディ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
映画Bohemian Rhapsody(18年)のCM動画( =YouTube)で、
クイーンのクリスマスソング且つレアナンバーの「Thank God It's Christmas」が、
BGMで流れていました。

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映画Bohemian Rhapsody(18年)のCM動画( =YouTube)で、
クイーンのクリスマスソング且つレアナンバーの「Thank God It's Christmas」が、
BGMで流れていました。