クイーンの映画“ボヘラプ” “ボラプ”こと「ボヘミアンラプソディー」のサントラ盤である
「Bohemian Rhapsody The Original Soundtrack」(18年10月発売)は、
ほぼ時系列に沿って、盛り上がる曲から泣ける曲までの全22曲の収録です。
※1曲を除き本人 =フレディマーキュリー(ラミマレック)の歌唱です。

そこで「オリジナルサウンドトラック」CDアルバムの収録曲と同時に、
実際に映画で流れた(場面ごとの)曲順を独断で紹介していきます。

果たして映画で存在を知った貴方も昭和~平成の時代から(自称?)マニアである貴方も
CD1枚に詰め込まれた収録曲の内、一体何曲知っているでしょうか…



ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)



それから果たして、過去のベストアルバム/企画物アルバムである
有名なGreatest Hits1(81年)Greatest Hits2(91年)を皮切りに「Queen Rocks」(97年)とか、
「Queen In Vision」(00年・08年)やQueen Jewels1(04年)Queen Jewels2(05年)とか、
「Queen Forever」(14年)やGreatest Hits In Japan(20年)等々重複してしまう曲とは…


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1)20世紀フォックス・ファンファーレ



God Save the Queen/イギリス国家(アルバム:オペラ座の夜に収録)以外にも
ブライアン&ロジャーは、演奏してしまったみたいです。
個人的に、映画「スターウォーズ」( =特にEp4~Ep6)のオープニングの印象が強いです。



20世紀フォックス・ファンファーレ



映画「ボヘミアンラプソディ」とは、芸術家肌のパキスタン人 +理系高学歴イギリス人3名の
ブリティッシュロックバンド「Queen」の物語ですw

ぶっちゃけ史実を(都合良く)改変して、
思うに…(アルバム/サウンドの変遷を区切りとした)ダイジェスト的な構成です。
リピート視聴するには、丁度いい構成かもしれません。

物語の大詰めで、(死と隣り合わせの状態で)伝説となった「ライブエイド」に立つ…
クイーンの楽曲同様に、判り易いクサさでしょうか。


2)Somebody To Love/邦題:愛にすべてを



5枚目のアルバムであるA Day at the Races/邦題華麗なるレース(76年)収録の
ゴスペル風な力強いバラードナンバーです。

余談ですが…「フレディマーキュリー追悼コンサート」(92年)での
赤いジャケットでビシッと決めたwジョージマイケル(元Wham!)の歌唱が、素晴らしいです。



A Day At The Races (2011 Remaster)



愛にすべてを



ライブエイド( =85年7月)当日…フレディ邸宅&ウェンブリースタヂアムの場面ですが、
映画の一発目に流れる曲としては、優雅に感じます。

(ミックジャガーとコラボ「Dancing In The Street」リリース年)デビッドボウイ(役)の前髪や
階段を降りて来る(純朴糞真面目www路線時代の)U2のメンバー4人(役)が、
カメオ出演っぽく登場します。


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クイーンのアルバム順番【華麗なるレース~世界に捧ぐ~Jazz】聴く?


3)Doing All Right…revisited/ドゥーインオールライト…リヴィジテッド



ファーストアルバムのQueen/邦題戦慄の王女(73年)に収録されていて、
しかも初心者向けアイテムGreatest Hits1には収録されていないので、貴重な選曲だと思います。

前身(トリオ)バンド「スマイル」としての新規録音バージョンで、レア度が増します。

楽曲には、(前任ボーカリスト&ベーシストの)ティム・スタッフェルも
制作者としてクレジットされているので、本人にとって今回の臨時収入は、
スケールの大きい「棚ボタ」かもしれません。



Queen (2011 Remaster)



ドゥーイング・オール・ライト (...リヴィジテッド)



1970年、素人時代のフレディ…
前身バンド「Smile」時代のボーカルであるティムスタッフェル(役の俳優)が歌っています。

昔、雑誌のインタビューで、ローリー寺西も言及していましたが…
ティムの声もフレディっぽいので、差し詰め元祖「フレディボイス」ではあります。
ミドルパートの疾走感が、何とも堪りません。そしてフレディ(役の俳優)も一節歌います。

洋服屋の場面で、テレ東の昼めし旅でも御馴染み
「Sunshine Of Your Love」(クリーム/67年)のイントロ?が、チョロッと流れますw


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クイーンのアルバム順番【戦慄の王女~QⅡ~Sheer~オペラ座の夜】聴く?


4)Keep Yourself Alive/邦題:炎のロックンロール
(ライヴアットザレインボーシアター/ロンドン 1974年3月31日)



同じく戦慄の王女(73年)に収録されている
記念すべき( =伝説の始まり)クイーンのデビュー曲であり、
イントロの津軽三味線サウンドで、瞬時に興奮してしまうハードロックナンバーです。

又シングルにも拘わらずGreatest Hits1に収録されていないので、貴重な選曲だと思います。



Queen (2011 Remaster)



炎のロックン・ロール (ライヴ・アット・ザ・レインボー・シアター、ロンドン、1974年3月31日)



フレディ&(何時の間にかw)ジョン・ディーコン加入後の初ステージです。
クイーン結成 =1971年という事でしょうか。


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クイーンのアルバム順番【戦慄の王女~QⅡ~Sheer~オペラ座の夜】聴く?


映画では5)Seven Seas of Rhye/邦題:輝ける7つの海



70年代のクイーンのアルバムを手掛けたプロデューサーのロイトーマスベイカーと共に、
奇妙な(そして独特の)サウンドをレコーディングしている場面です。

ピアノの爽快な速いパッセージが流れ気持ちいいです。
因みに…「Bohemian Rhapsody: The Original Soundtrack」(18年)未収録です。悪しからず。


5(映画6)Killer Queen/キラークイーン



3枚目のアルバムであるSheer Heart Attack/シアーハートアタック(74年)に収録されている
クイーンの数ある楽曲の中でもポップ寄りの可愛いナンバーだと思います。
コンパクトで且つそれでいて気品が有ります。



Sheer Heart Attack (2011 Remaster)



キラー・クイーン [Explicit]



1974年、(イギリスのNHKこと)BBCの番組「トップオブザポップス」出演した際、
口パク&当て振りのパフォーマンスをするハメになる場面です。
4人の衣装は、完全にグラムロッカーな出で立ちです。


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クイーンのアルバム順番【戦慄の王女~QⅡ~Sheer~オペラ座の夜】聴く?


6(映画7)Fat Bottomed Girls/ファットボトムドガールズ
(ライヴインパリ/フランス 1979年2月27日)



7枚目のアルバムであるJazz/ジャズ(78年)に収録されていますが、
パリでのライブヴァージョン(79年)です。

ミドルテンポのヘヴィな楽曲で、フレディの歌い方も地を這いそうな感じです。

日本語で直訳すると「下半身デブ女達」という凄まじい題名wで、
エンディングで、「Fat Bottomed Girls♪」のコーラスに対して、
フレディが、「Yes!Yes!」と呼応するのが、何だか可笑しいです。



Jazz (2011 Remaster)



ファット・ボトムド・ガールズ (ライヴ・イン・パリ、フランス、1979年2月27日)



クイーン初のUSツアー(74年)と、
楽曲「Fat Bottomed Girls」発表時(78年)と、時系列が歪んでいますw

ズン!ズン!ズン!ズン!と重低音を効かした楽曲と、
米国の風景/ステージは、凄くフィットするかもしれません。

しかし(俳優にも拘わらず)4人のステージングの再現度には、
とても目を見張る物があります。


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クイーンのアルバム順番【華麗なるレース~世界に捧ぐ~Jazz】聴く?


7(映画9)Bohemian Rhapsody/ボヘミアンラプソディ



4枚目のアルバムであるA Night At The Opera/邦題オペラ座の夜(75年)に収録されている
当作品のテーマ曲であり、メインイベンターであり主人公的な楽曲です。
遂にアルバムの7曲目のポジションにて、真打ち登場です。

(実験を多く試みた)後期ビートルズの要素にも無かったロックとオペラの融合という方法論で、
時代を越えてグローバルな規模で、強いインパクトを与え続けています。

約6分の組曲形式の芸術作品…ハッキリ言って短い旅です。
長いと感じている輩は、永遠に単純明快・軽薄短小なポップソングでも聴いてろ糞ったれ!
ってな感じです(&ようこそクイーンサウンドへって感じです)。



A Night At The Opera (2011 Remaster)



ボヘミアン・ラプソディ



奇怪且つ前人未到?なハードロックとオペラの融合で、
やがて「天国への階段」の対抗馬と成り得る楽曲でもある
怪物エピックソング「ボヘミアンラプソディ」( =ボ・ラプ)のレコーディング過程の場面です。
(ブライアンの泣きのギターソロ・ロジャーのオペラパート「ガリレオフィガロ♪」多重録音等…)

完成後のジムビーチとの「ボヘミアンラプソディ」に関する一連のやり取りが面白いですw
確かに非ラジオフレンドリー楽曲で、まさに規格外・想定の範囲外な巨大な怪物です。 
気付くと…後任メンバー( =フレディ)が、何時しかバンドの中心となっています。

そしてフレディ自ら音源を持参し(ラジオDJの)ケニーエヴェレットの番組で、
永久不変の超大作なリスナーの度肝を抜く名曲「ボヘミアンラプソディ」を流します。

因みに…映画「ウェインズワールド」でもヘッドバンキングで有名な
ハードロックパートの演奏シーンは、エジンバラ(76年)です。


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クイーンのアルバム順番【戦慄の王女~QⅡ~Sheer~オペラ座の夜】聴く?


8(映画10)Now I'm Here/邦題:誘惑のロックンロール
(ライヴアットハマースミスオデオン/ロンドン 1975年12月24日)



3枚目のシアーハートアタック(74年)に収録されてるロックンロールナンバーですが、
ロンドン「ハマースミスオデオン」( =現ハマースミスアポロ)での
ライブヴァージョン(75年)です。



Sheer Heart Attack (2011 Remaster)



ナウ・アイム・ヒア (ライヴ・アット・ハマースミス・オデオン、ロンドン、1975年12月24日)



ワールドツアー敢行で、文字通り7つの海を渡るまでに成長したクイーンです。
本編のロックンロールなノリよりもイントロのカッティングが好きな楽曲です。

ジョンの髪型も短くなった70年代後半です。


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クイーンのアルバム順番【戦慄の王女~QⅡ~Sheer~オペラ座の夜】聴く?


9(映画11)Crazy Little Thing Called Love/邦題:愛という名の欲望



8枚目のアルバムであるThe Game/ザ・ゲーム(80年)に収録のロカビリーテイストの楽曲で、
らしくないクイーン異色のナンバーです(しかも初の全米1位)。



The Game (2011 Remaster)



愛という名の欲望



1980年、短髪ヒゲフレディとなりました。
とてもロックバンドのルックスとは思えない程、ある意味…前衛的でしょうか。

フレディの新居での豪華無駄遣いなパーティでのシーンで、クイーン流ロカビリーが流れます。
サントラ未収録「バイシクルレース」(78年)のPVっぽい女性達もチャリンコを漕いでいますw


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クイーンのアルバム順番【The Game~Hot space~The Works】聴く?


10(映画8)Love Of My Life/ラブオブマイライフ
(ライヴアットロックインリオフェスティバル 1985年1月19日)



4枚目のオペラ座の夜(75年)に収録されていますが、
リオデジャネイロでのライブヴァージョン(85年)です。

ピアノの瑞々しい旋律で、普遍性のメロディーを持った安らぎを感じるバラードで、
もっと(普段ロックを聴かない層とかに)万人受けしてもいいのでは…と思います。



A Night At The Opera (2011 Remaster)



ラヴ・オブ・マイ・ライフ (ライヴ・アット・ロック・イン・リオ・フェスティヴァル、1985年1月18日)



4枚目のアルバム「オペラ座の夜」(75年)制作の為、
農場のレコーディングスタジオに、(ロイトーマスベイカー他と)滞在しています。

昔、雑誌「ミュージックライフ」で見たフレディの写真の記憶が蘇る位に、
ラミマレック扮するカツラ・衣装の再現度は、非常に高いと思います。


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クイーンのアルバム順番【戦慄の王女~QⅡ~Sheer~オペラ座の夜】聴く?


11(映画12)We Will Rock You ‐Movie Mix‐/ウィウィルロックユー -ムービーミックス-



6枚目のアルバムであるNews Of The World/邦題世界に捧ぐ(77年)に収録されていますが…
今回は、(サントラ版だけに)“ムービーミックス”という事で、
歓声が入っていたり、観客がサビを謳っている作りになっています。

「ロンドンオリンピック」(12年)でもブライアン&ロジャーが、「ロンドンスタジアム」で、
世界中の人々を引き込む圧巻なWe Will Rock Youを演奏しましたが…

個人的には、(クイーンは日本とゆかりのあるバンドなので)特別に来日して、
「新国立競技場」にて「東京オリンピック」(20年)の開会式で、演奏して貰いたいです。



News Of The World (2011 Remaster)



ウィ・ウィル・ロック・ユー (ムービー・ミックス)



度々時系列が歪んでいますが…
ブライアン主導で、メンバー&奥方?3人によるレコーディングスタジオでの
足踏みドンドン +手拍子パッ!のリズムが微笑ましい「ウィーウィルロックユー」誕生の場面です。
しかし映画のブライアンは、物の見事瓜二つなまでに合わせ鏡のレベルでソックリさんです。

そしてMSG(場所はニューヨーク)での「We will rock you」ライブシーンです。
しかしセット作り +エキストラ招集が、大掛かりで感心してしまいます。

ジョンの容姿は、もはやハードロックのソレじゃなくて、
何処ぞのニューウェイヴバンドのメンバーみたいになっています。
で、観客一体化必然のAy-Oh/エーオに雪崩れ込みます。


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クイーンのアルバム順番【華麗なるレース~世界に捧ぐ~Jazz】聴く?


12(映画13)Another One Bites the Dust/邦題:地獄へ道づれ



8枚目のザ・ゲーム(80年)に収録されているソウル/ディスコっぽい曲で、
んでもって、愛という名の欲望と同様…らしくない異色のナンバーです(又しても全米1位に)。

因みに…クイーンの隠れた?頭脳の(ベース担当)ジョン・ディーコン作です。



The Game (2011 Remaster)



地獄へ道づれ



70年代から80年代へハードロックからファンキーなディスコソングへと、
クイーンの歴史においてサウンドの転換期で、主役 =ジョンのベースラインの場面です。

個人的に…ブライアンの永遠にハードロックしていたい気持ちが判ります。
水と油の関係な程、真逆な音楽ジャンルです。
クイーンらしく無いスカスカで、世俗的な雰囲気のサウンドです。


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クイーンのアルバム順番【The Game~Hot space~The Works】聴く?


13(映画14)I Want to Break Free/邦題:ブレイクフリー 自由への旅立ち



11枚目のアルバムであるThe Works/ザ・ワークス(84年)に収録されている
打ち込みの短く淡泊なイントロのアルバムヴァージョンでは無くて、
シンフォニックで大袈裟なイントロのシングルヴァージョンが収められています。

シンセポップな楽曲で、ニコニコスマイルが印象的なジョン・ディーコン作です。



The Works (2011 Remaster)



ブレイク・フリー(自由への旅立ち)



有名なメンバー4人女装PV(室内のセットも再現!)のメイキングでの場面で、
かつて劇的な曲をやっていた同じバンドとは思えない
ニューウェイヴまがいの一歩調子な楽曲が流れます。


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クイーンのアルバム順番【The Game~Hot space~The Works】聴く?


映画では15)Mr. Bad Guy/ミスターバッドガイ



1984年、マネージャーのポールプレンターにそそのかされて、
ミュンヘンのレコーディングスタジオにて、
ソロアルバム第1弾のタイトルトラックをレコーディングしている場面で流れます。
(※フレディのボーカル部分は流れません)



Mr. バッド・ガイ (2019スペシャル・エディション)



14(映画16)Under Pressure/アンダープレッシャー



クイーンの長い歴史において問題作?異色作?失敗作?(駄作)である
10枚目のアルバムであるHot Space/ホットスペース(82年)に収録されている
ジョン・ディーコンのベースが印象的な「Queen&デヴィッドボウイ」名義の楽曲です。

つまりディーコン絡みの曲が、3連発放たれます。
当「サウンドトラック」の流れの中で、クッション的な役割を果たす箇所かもしれません。



Hot Space (2011 Remaster)



アンダー・プレッシャー [feat. デヴィッド・ボウイ]



フレディが、(物語での唯一の悪役)ポールプレンターを解雇する場面で、
クイーン +デビッドボウイのコラボ曲が流れます。

映画の進行上、収録アルバムのHot Space/ホットスペース(82年)は、
記者会見の場面にて、壁に貼られたアルバムのジャケ写のバックドロップのみですw
やはりクイーンの黒歴史という事なのでしょうか。


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クイーンのアルバム順番【The Game~Hot space~The Works】聴く?


15(映画17)Who Wants To Live Forever/邦題:リヴフォーエヴァー



12枚目のアルバムであるA Kind of Magic/カインドオブマジック(86年)に収録されている
古オーケストラを導入した壮大な広がりを見せるバラードです。
「第9交響曲」みたいに、大晦日に合掌できそうな雰囲気の曲です。



A Kind Of Magic (2011 Remaster)



リヴ・フォーエヴァー



フレディの病魔発覚のシーンに、(歌詞の内容含め)妙にマッチする荘厳なサウンドと、
検査に行った病院の建物の冷ややかな空間と何だかフィットしまい悲しみを誘います。


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クイーンのアルバム順番【The Miracle~Innuendo~Made in Heaven】聴く?


映画では18)Hammer To Fall/ハンマートゥフォール



恐らく「ライブエイド」のリハーサルの場面です。
ブライアンだけは、ハードロックの魂を捨てていません。


映画では19)Somebody To Love/邦題:愛にすべてを



1985年、ライブエイド当日…再びクイーン流ゴスペルソングが流れます。

ちゃんとジョンもアルバム「ザ・ワークス」リリース時(84年)の
鳥の巣みたいなヘアーなのが、嬉しくなって来ます。

そして遂に本作品の目玉「ライブエイド」でのクイーンメドレー再現です。
冒頭の4人のステージへ向かう場面とリンクします。


16~20(映画では20~24)Live Aid/ライブエイド(クイーンメドレー曲順)



イギリス「ウェンブリースタジアム」での
所謂“伝説”となった「ライブエイド」のヴァージョン(85年)です。
映画の目玉で、圧巻の組曲みたいな印象を受けます。



The Works (2011 Remaster)



News Of The World (2011 Remaster)



因みに…フレディのI Was Born to love you(※ソロ作品として)発売の年でもあります。


【ライブエイド(85年)から…当サントラの収録曲とは】


16(映画では20)Bohemian Rhapsody/ボヘミアンラプソディ(一部)
(ライヴエイドウェンブリースタジアム/ロンドン 1985年7月13日)




ボヘミアン・ラプソディ


観客の心を鷲掴みする打って付けのオープニングナンバーかもしれません。
フレディのピアノの奏でるバラードパート~ブライアンの感動的ギターソロのみです。


 ↓↓↓

17(映画では21)Radio Ga Ga/レディオガガ
(ライヴエイドウェンブリースタジアム/ロンドン 1985年7月13日)




RADIO GA GA (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)


スマイル時代からは想像も付かない程の
スタジアムを埋め尽くしている観客の大海原が、実に圧巻です。
サビ部分でのシンガロングが、広大に響き渡っています。


 ↓↓↓

18(映画では22)AY-OH/エーオ
(ライヴエイドウェンブリースタジアム/ロンドン 1985年7月13日)




AY-OH (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)


拳を高らかに挙げ声を天に轟かせ
フレディの独壇場で、全くを持ってスタジアムを支配しています。
上空から映る大観衆 =ビッグウェーブです。
もはやフレディの動きが、俳優に憑依しています。


 ↓↓↓

19(映画では23)Hammer To Fall/ハンマートゥフォール
(ライヴエイドウェンブリースタジアム/ロンドン 1985年7月13日)




ハマー・トゥ・フォール (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)


やはり1曲でもハードロックナンバーは、メドレーの中に入って貰っていたいものです。
ブライアンの奏でるリフが気持ちいいです。
所々ボーカルや間奏は、残念ながらオミットされています。


 ↓↓↓

20(映画では24)We Are the Champions/伝説のチャンピオン
(ライヴエイドウェンブリースタジアム/ロンドン 1985年7月13日)




伝説のチャンピオン (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)


大団円に相応しいアンセムです。
ライブでのサビのロジャーの高音部のハモリが、耳に残ります。
好きなだけ感動するのも感涙・号泣するのも自由です。

因みに…映画「ボヘミアンラプソディ」の「ライブエイド完全版」だと、
Hammer To Fall ⇒愛という名の欲望 ⇒We Will Rock You ⇒伝説のチャンピオン
の演奏順となります(つまり2曲追加です)。


【ライブエイド(85年)…実際のクイーンの演った曲順/セットリストとは】


1)ボヘミアンラプソディー(一部)
 ↓↓↓
2)レディオガガ
 ↓↓↓
3)AY-OH
 ↓↓↓
4)ハンマートゥフォール
 ↓↓↓
5)愛という名の欲望
 ↓↓↓
6)ウィウィルロックユー(一部)
 ↓↓↓
7)伝説のチャンピオン



フレディの発声練習みたいな観客との掛け合いは、
正式タイトルがAY-OHであると、今更ながら初めて知りましたw

動画( =YouTube・ニコ動等)で拝見すれば分かりますが…

つまり70年代・80年代の楽曲を織り交ぜ全7曲のメドレー形式で、あたかも組曲の如く
(80年代にブレイクしたての)若いミュージシャン達には負けん!と言わんばかりに、
圧倒的な貫録・円熟味を見せつける圧巻なパフォーマンスで、
スタヂアムの遭難しそうな位の大海原の様な大観衆をグイグイ惹き付けて魅了します。

当日「ライブエイド」でのクイーンは、紛う事無き「キング」だったと思います。


クイーンのアルバム順番【戦慄の王女~QⅡ~Sheer~オペラ座の夜】聴く?
クイーンのアルバム順番【華麗なるレース~世界に捧ぐ~Jazz】聴く?
クイーンのアルバム順番【The Game~Hot space~The Works】聴く?


21(映画25)Don't Stop Me Now...revisited/ドントストップミーナウ…リヴィジテッド



7枚目のジャズ(78年)に収録されているフレディの歯切れの良いピアノが、
聴き手をドンドン引っ張って行く軽快&爽快&疾走ナンバーです。



Jazz (2011 Remaster)



ドント・ストップ・ミー・ナウ (…リヴィジテッド)



メドレー終演で、ステージ上の4人の動きがスローモーションになった時に、
冒頭のスローパートが、スゥ~と流れ始めます。


 ↓↓↓
クイーンのアルバム順番【華麗なるレース~世界に捧ぐ~Jazz】聴く?


22(映画26)The Show Must Go On/ショウマストゴーオン



14枚目にしてフレディ生前最後のアルバムであるInnuendo/イニュエンドウ(91年)の
最後を飾る力強い&悲壮感漂うバラードで、もうイントロのキーボード部分からして
物語のエンディングに実に相応しい楽曲で、聴き手( =貴方も?)の心を鷲掴みです。



Innuendo (2011 Remaster)



ショウ・マスト・ゴー・オン



エンドロールが流れている途中から変わります。

作品を最後まで鑑賞してみて(※2回リピートしました)ふと思ったのは…
時々、ポロっと少しだけ喋るジョンディーコン殿の短い台詞が、
逆に印象を強くさせますw


 ↓↓↓
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