「ジョジョ」2部で、すっかり爺さんになってスピードワゴン財団/SPWの大元となっている
ロバート・EOスピードワゴンの元ネタは、アメリカン「産業ロック」バンドの中の1つの
バンド名から拝借したREOスピードワゴン/REO Speedwagonです。

第3話「ディオとの青春」
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スピードワゴンの元ネタ「REO Speedwagon」とは…
「REOスピードワゴン」のボーカリストの名前は、ケビンクローニンですが、
まさに加入してからブレイクするまで、約8年掛かった苦労人です。

Hi Infidelity
やっとこさ遂にヒットした曲は、80年代のシカゴみたいな路線のバラードな
「Keep On Loving You」「Take It on the Run」や
同じく産業ロックバンドのボストンのバラードみたいなIn Your Letter/邦題:涙のレターは、
オリジナルアルバムだとHi Infidelity/邦題:禁じられた夜(80年)収録です。
REOスピードワゴンのヒット曲…涙のフィーリング
又しても80年以降のシカゴみたいなバラードのヒット曲
Can't Fight This Feeling/邦題:涙のフィーリング
オリジナルアルバムだと「Wheels Are Turnin'」(85年)収録です。

Wheels Are Turnin'
つまりREOスピードワゴンの有名曲 =柔らかいナンバーばかりの印象です。
産業ロックとは…売れ線ハードロック
70年代後半~80年代前半、特にアメリカで勃興の「産業ロック」は、従来のハードロックから
(男臭さ・埃臭さ・汗臭さ・泥臭さ等々の)アクを抜き滑らか甘め且つサッパリ洗練させ都会的な
即興演奏無しのカッチリした短めの演奏時間に、煌びやかなキーボードや分厚いコーラスで
言わば抗菌予防の様なサウンドに仕立てた(計算されたorあざとい)売れ線ハードロックです。
又「アメリカンプログレッシブハードロック」とか、「コーポレイテッドロック」とも呼ばれ
近年、海外で(広義的な意味で?)「AOR」扱いもされます。
所謂一つの「メロディックハードロック」( =メロハー)もカテゴリーに入ると思います。
ジャーニー・ボストン・カンサス・フォリナー・スティックス・TOTO・サバイバー等々、
80年代の路線変更したシカゴ然り、ZZトップの「Rough Boy」(85年)然り、
更にボンジョビのデビュー曲「夜明けのランナウェイ」(84年)もでしょうか。
中々線引きが難しいのですが…実に、枚挙に遑が有りません。

グレイテスト・ヒッツ
ヒットチャートに名を連ねている曲やポップスしか聴かない保守的受け身音楽リスナーや
年配層/女性層/若年層?を寄せ付ける(耳障りの良いお手軽な)であろう作りです。
砂糖や甘味料でコーティングされたお菓子/スイーツだったらリピートできるかの如く
需要~消費の回転率の高速化を狙った楽曲 =産業化されたロックという事でしょうか。
甘口のカレーライスは、カレーに非ずと言わんばかりに、
ガチで、コアな…若しくは激しくヘビーなサウンドを持つロックファンからの批判も多いですが…
(個人的には)珠玉のメロディーの宝庫のカテゴリーだと思っています。
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